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____「妄想植物シリーズ」、こちらは長く制作されているシリーズとのことですが

ずっと前からのシリーズで植物の成長、育っていくこと、というのは人間と共通するなと感じて、

植物と人間を重ね合わせたような作品です。

チューリップ、バラなどの実在する植物ではなく、この世にない、自分の中の植物を表現していて、だから「妄想植物」と名付けています。

過去にはGrow(育つ)とHumanity(人間性)を合わせてGROWNITYという作品展を開催し、昨年は『in a DAZE』という108枚の妄想植物作品を制作しました。

植物が生まれて朽ちるまでに起こる感情を人間性と重ね合わせた作品で、実在する特定の植物のイメージや情報に引っ張られないようにしています。

例えば実在する植物の絵を見ると、その植物に関する知識・イメージ・それに伴った記憶などが無意識に思い起こされるかと思うのですが、そういった先入観にとらわれず、見たまま感じたままの「瑞々しい」とか「柔らかそう」「憂いがある」など素直な感情・感覚を引き起こしたいなと思っています。

あと、妄想植物はお仕事でも良く使わせていただいている題材です。商品の伝えたいイメージを、特定の植物の先入観に影響されず発信することができると感じています。。

妄想植物はデジタルのプリント作品なのですが、脳の中を写真で撮っているイメージです。

プリントっていう事にも意味合いがありますね。手描きでは表現できない部分。

この妄想植物シリーズは、私の脳内の写真作品でもあり、いつか映像作品でも表現してみたいですね。

__ありがとうございます。香菜子さんの頭の中のイメージを取り込んだオリジナルの植物

 確かに映像作品になっても面白そうですね 

佐々木香菜子 ギャラリーエデル

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